「気楽」に生きる。10年フランスで暮らした友人の話


「みんな違ってみんないい」

 

この言葉が私は好きではありません。

 

一見寛容な態度を示す言葉のように思えますが、本当の意味で違いを認め、どうすればうまくやっていけるか模索することを放棄しているようにも思えるし

 

うがった見方かもしれませんが、正面切って悪いとは言いにくい。面倒くさいから「みんないいことにしてしまおう」という大人の(?)事情みたいなものも感じてしまうからです。

 

私たち日本人はパッと見た感じではみんな同じように「見え」ます。

普段の生活で互いの違いを意識することが少ないので、自分とは違うものに対するアレルギーみたいなものがあるのかもしれません。

 

そんな生きにくさを感じている人に一読をおすすめしたい本が出ました!

フランス在住の友人・香田有絵さんが書いた初のKindle本『なるほど、そう来る?フランス人』です。

 

ちょっと旅行に行ったくらいでは分からない、フランスの生の姿が綴られています。


この本の編集作業には私も協力させていただいたのですが、フランス人と結婚し、10年住んだから見えるもの、分かるものがあると感じました。

 

中でも気に入っているエピソードは、4章の有絵さんとご主人の家族とのやりとりの部分です。
家族でさえ「自分とは異なる一人の人間」ととらえていることが分かります。日本人からすると冷たいと思う部分もあるのかもしれませんが、読みながら私の感覚と近いなと思いました。

 

有絵さんはフランスに行ったことで「気楽に生きられるようになった」といいます。

 

この本はフランス人の話が中心ですが、日本に住んでいても「そういうこともあるよね」と事例を事例のままにしておくのではなく、その背景にある考え方も理解すると、だいぶ楽になる気がします(理解しても、必ずしも共感する必要はないですし)。

 

この本への協力は私にとっても貴重な体験でした。初めて、自分ではなくほかの人が伝えたいメッセージに沿って、どうすれば読み手にとってもっと分かりやすくおもしろい内容になるかを考える作業だったからです。

 

有絵さんは、今後も彼女なりの視点で書き続けると言います。私も微力ながら、そのお手伝いができればと思っています。

 

Kindle Unlimitedでも読めるので、読んだら感想をお伝えいただけると嬉しいです!