「サバイバルできる」子育てのヒントー教育移住。ニホンの外で子育てした3人のケース−はじめに


「子どもたちに将来、どんな大人に育って欲しい?」

 

親になったことがある人なら誰でも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。 誰だって自分の子どもにはちゃんとした大人になってもらいたいと思うはず。

 

でも「ちゃんと」ってどういうことなのでしょうか。

 

これは私自身、1人目の子どもが生まれてからずっと頭の片隅にあるテーマです。はじめての子どものときは、まだお腹にいるときから何冊もの子育て本を読みました。

 

ところが、いざ生まれてみると本の通りにはならないことの方が圧倒的に多いことを、身を持って知りました。 人間は植物や動物と同じように生き物です。

 

同じ環境で同じように手を掛けたつもりでもそれぞれ違う個体に育つでしょう。 では、このテーマについて知識を得たり、考えたりするのは時間のムダなのでしょうか。私はそうは思いません。

 

「何をどうするか」というハウツーはたしかにそれほどの意味を持たないかもしれませんが、大まかな方向性を決めておくことには意味があると私は思います。 そこで私は次のような目標を掲げることにしました。

 

「どこでも生きていけるメンタリティと知識を身につける」

 

数年先のことでさえ見通しを立てるのが難しい今、どこでも生きていけることはどんなスキルを身につけることより大切なことではないかと思います。

 

なお、私が言う「どこでも」とは、日本なら都市部と地方、日本と海外、暑いところ寒いところ、衛生環境が整っていない場所、ストレスのかかる環境でも、という意味です。

 

サバイバルするには、と言い換えた方がイメージしやすいかもしれません。

 

2020年は新型コロナウイルスが世界的に流行した一年でしたが、その対応は国によって大きな違いがありました。 国ごとにさまざまな考え方がありますから、正解はないのかもしれません。

 

しかし「サバイバル」という観点からすると、長期的に生き残れる可能性があるのはどんな考え方か。そして、考え方の違いは何によって生まれるのか。それが私の疑問であり、強く興味を惹かれていることです。

 

ここではは2014年に首都圏から親類縁者のいない日本の地方の田舎町に移住し、これまでやったことのない仕事に挑戦しながら7年目を迎える私の目線を通じて、海外で子育て中、もしくは経験した3人の女性にインタビューした内容をまとめてみました!

『教育移住―日本の外で子育てした3人のケース―サバイバルできる子育てのヒント』

 

noteでは読みたい記事だけ読めます^^

 

「自立」ってなんだろう?7年の海外暮らしで変わった子育てー①
「結局、自分がどう感じるか」憧れの“海外”に6年住んで分かった等身大の姿−②

国際結婚したら日本シックになったので、日本の小学校に親子留学してみた―③

 

私自身は3人のお話をうかがう中で、サバイバルの輪郭をつかむことができたような気がしました。子育てに悩む人へ何らかのヒントになることを願っています。