1日12時間労働をやめるために私がやめた4つのこと


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ふぁくとりーNolleyの店頭販売をしていたとき、私は1日12時間以上仕事をしていました

 

店がある日は朝3時過ぎに起き、仕込み、焼き上げ、包装。

 

それから片道40分ほどかけて出店場所に行き、販売。自宅に帰ってくるのは夕方というのが私の1日でした。

 

残業や通勤時間も含めると1日の半分以上の時間を、仕事関連に費やしているという人はめずらしくないかもしれません。

 

はじめの頃は、そんな状態でも「開業したばかりの頃はそんなものだろう」と思って特に気に留めていませんでした。

 

「忙しいのは当たり前」と考えることのヤバさ

 

しかし、おかしいなと感じ始めたのは、半年ほど経った頃のことです。

 

「朝起きられなかったら、どうしよう」と思うと、夜なかなか寝付けなかったり、目覚ましが鳴る前から目が覚めてしまったりするようになったのです。

 

慢性的に疲れや、昼間に強い眠気を感じるようになり、イライラも増えました

 

イライラの原因は眠れないことだけではありませんでした。

 

ふぁくとりーNolleyの店頭販売の売上は、日によってまちまち。

 

お客さまが来てくださるかどうかは、その日にならないと分かりません。

 

夏場になると、ガクっと売れ行きが下がることも分かってきました。

 

ひどいときには、1日1人しかお客さんが来なかった日もあります。

 

「パン類は夏になると売れなくなる」と聞いていましたが、まさかそこまでとは思いませんでした。

 

朝3時過ぎから仕事をはじめて、1日の売上が1000円にも満たないなんて悲しすぎます。

 

完全に赤字です。

 

赤字を埋めるために、必死になってやっていたのがwebライターの仕事でした。

 

そのときは、登録していたクラウドソーシング系のサイトから大量の案件が発注されていて1カ月の受注額は40万円を超えていました。

 

ただし、難点は納期までの日が数日と短いこと。

 

「1万字の案件を8本、5日後までに納品してください」という感じでした。

 

製造と販売をしながらそれをやっていたので、結果、1日中仕事をすることに。

 

とにかく目の前の仕事をこなすことだけで精一杯でした。

 

あれ?大切にしたいものって何だっけ。

 

そんな状態が数カ月続いたために、当然、家族との関係は悪くなりました。

 

金銭的には悪くない案件ではあったものの、いつやって来るか分からない仕事を短期間でさばかなくてはならない状態になり、追い詰められました

 

いっぱいいっぱいになりながら思ったのは「これはやる価値がある仕事か?」ということです。

 

一定の期間、プライベートが犠牲になるほど忙しくなることはやむを得ないとしても、金銭的な報酬以外にこの仕事をする意味があるのか。

 

そのサイトを経由して受注していた仕事のほとんどは、ライターの名前が出ない匿名記事。

 

どんなに書いても、実績として残りません。

 

また、誰かが考えた構成は、ネット上にすでにある記事を組み合わせただけのようなもので、書いているうちに眠気に襲われました。

 

次第に工夫して書こうという意欲も失われていきました。

 

そんな風にしてできた成果物の出来は、満足できるものではなかったと思います。

 

仕事をいただけるのはありがたいと思う反面、それが仕事として成立してしまうのはよくないと思いました。

 

こうしたタイプの案件は量産が目的ですので、記事の内容や品質は二の次なのかもしれません。

 

AIがもう少し実用的になれば、ただ作業するだけのライターは必要なくなっていくでしょう

 

意味のあるフィードバックを受けられることのないこの仕事は、金銭面以外に続ける意味はない、と考えるようになったのです。

 

仕事に対する考え方は人それぞれですが、私は仕事にやりがいや楽しさを求めています。

 

そうでなければ、移住した意味がありません。

 

その目的に照らすと、こうした種類の仕事はできるだけ早く卒業しなければならないと思うようになりました。

 

ひとり「働き方改革」で暮らしを変える

 

しかし、それまでwebライターの仕事はそのサイトからの受注に頼っていたので、いきなりゼロにするのは難しいことです。

 

どうすれば気持ちの面でも経済的にも余裕を作ることができるのか。

 

そのために「働き方改革」は欠かせないと思いました。

 

部分的にではなく、全体的な仕事に対する考え方や、やり方を変えなければならないでしょう。

 

少しずつwebライターの受注先を分散し、製造販売の仕事も稼働時間に対してまとまった収入を得られる方法へ方向転換することを考えるようになりました。

 

そして、真夏の空調がきいていない車の中で「次の年の夏前に、移動式店舗での販売をやめる」ことを決めたのです。

 

気持ちの上でも体調の面でも追い詰められた、私は次の4つをやめることを決めました。

  • 仕事の受注先を1つに頼ること
  • 1日12時間以上の長時間労働
  • みんなと仲良くしようとすること
  • FacebookとInstagramの発信に時間を使うこと

どんな風に仕事を切り替えていったのかについては、この後にお伝えします。

 

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