地方での家探しは実際に足を運んで「行政とのつながりを作る」のがベスト


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私たちが天草とご縁をいただいたのは、天草市職員の方のおかげです。

 

こちらの記事で書いたように、いったん小豆島に移住したもののいざ就農しようとなったとき、大きな壁にぶつかってしまいました。

 

その状況を変えることができたのは、フットワークの軽さと行政とのつながりだったと思います。

 

地方の物件探しで、多くの人が参考にする空き家バンク。

 

ところが、ここには公開されない物件も実はたくさんあるということを知りました。

 

私たちがいま住んでいる家も、まさにそんな物件だったようです。 天草は、1市10町が合併して誕生したとても広い町。

 

私たちが住んでいるところから、天草の中心部までは片道25kmくらいあります。

 

25kmといえば、私の出身地の神奈川でいえば、横浜から藤沢くらいの距離。

 

天草には電車はありません。移動手段は車です。

 

中心部まで行くのに、車で横浜から藤沢の距離を移動しなければならないといえば、天草の広さがイメージできるのではないでしょうか。

 

田舎は誰もが顔見知りと思うかもしれませんが、広い天草ではそんなことはありません。

 

たまたま私たちが住んでいるエリアに自宅がある市の職員がいて、地域のことをよく知っていたからこそ、状態のよい空き家の情報を手に入れることができたのです。

 

田舎では「空き家があっても、人には貸さない」というのが一般的な考え方です。

 

「盆や正月など、親族が集まるときに使う」とか「街に出ている兄弟姉妹が帰ってくるかもしれない」など理由はさまざまですが、おそらく知らない人に貸してトラブルが起きたら面倒くさいからでしょう。

 

賃貸にすると一度は管理の手間から解放されるにしても、完全に手が離れるわけではないので、できれば売ってしまいたいという本音も見え隠れします。

 

地域にもよりますが、空き家バンクで、賃貸より売り物件が多いのはそうした事情があるようです。 行政とのつながりを作った方がよい理由は、

  • 空き家バンクに掲載前の情報を得られる可能性があること
  • 市の職員の紹介なら」というお墨付きをもらえることがある

という2点です。

 

空き家バンクの物件情報は、インターネットで公開されているので問い合わせはオンラインで完結できます。

 

しかし、どうしても私たちには顔を見たことのない人より、実際に会って話をしたことのある人をえこひいきする習性があります

 

そのため、つながりづくりは実際に足を運ぶのがおすすめです。

 

何度か足を運んで、行政の人と話をしたり、先輩移住者と会って話をしたりすることで移住前から少しずつ、地元に知り合いを増やしていくとよい結果につながりやすいと思います。

 

遠方からだと時間も交通費もかかって大変ですが、移住はレジャーではなく生活です。

 

事前に足を運んでしっかりと自分の目で見た方が、失敗しにくいのではないでしょうか。

 

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