
今年からスタートしたデコポン品種みかん(不知火)収穫体験。
これまでの「みかんの木オーナー制度」との違いは、気軽に収穫を楽しめることです。
みかんの木オーナー制度は、みかんの木まるごと1本のオーナーになっていただくもので
「1本は多すぎる」「子連れや家族連れで」「帰省などちょっとしたお出かけのついでに」
「少しだけ収穫を楽しみたい」といった声に応えられるものがありませんでした。
そこでスタートした収穫体験で
なんとスタート当日に、子連れのご家族が遊びに来てくれました!

あまーいイメージが強い「デコポン」。
柑橘農家の間では、柑橘類は甘みを引き出すために、収穫して1カ月から数カ月の間、追熟させてから出荷するのが常識です。
しかし、私たちは「寝かせないと本当においしくないのか?」と疑問に感じていました。
そこで追熟する前の、もぎたてフレッシュなデコポン品種みかんを食べてみたところ、そのおいしさに衝撃を覚えました。
デコポン品種みかんは「酸味が残っていた方がおいしい」というのが、私たちの考えです。
実際、今日お越しになったご主人は日本料理のシェフをされている方とのことで
「僕はこれくらいの酸味があった方がいい。」
と言っていました。料理に使う場合や、柑橘らしさを楽しみたい人にはもぎたてデコの方が好まれるようです。
もちろん酸味が苦手な人は、酸味が抜けるまでおいておけばおいしく食べられます。
このご家族には楽しんでいただけたようで安心しました。
ところで、このご家族はどのようにして私たちの収穫体験を見つけたのでしょうか?
ふぁくとりーNolleyのベーグルや柑橘の販売などで、これまで接点のあった方ではなかったのでどうやって見つけたのかを聞いてみると、
インターネットで見つけたことを教えてくれました。
ご家族は普段は海外に住んでいて、今回は帰省のために八代に戻っていたという事です。
なにか子どもと一緒に楽しめるものはないかと検索していたら、天草でヒットしたのが私たちのホームページだったという事ですね。
必要としている人に、見つけてもらうために。
インターネットでの情報発信の大切さを改めて痛感しました。