
国産オリーブといえば、小豆島が有名ですよね。
実は小豆島以外にも、オリーブを作っているところはちらほらあるんです。
天草では2010年に「オリーブの島づくり」ということで、オリーブ振興協議会が立ち上がりました。
天草をオリーブで盛り上げようという趣旨で立ち上がった協議会でしたが、その後市長の交代とともにオリーブ振興も頓挫。
それでも農家は一度植えたら育てます。
もともと雨の少ない地域で栽培されるオリーブは天草には適していない植物ですが、9年目にしてようやく実が取れるようになってきました。
オリーブが収穫できるのは、秋です。
先日「こびらオリーブ園」のオリーブ畑に収穫のお手伝いに行ってきました。
こびらオリーブ園では、農薬や肥料などを使わずにオリーブの栽培をしています。
たくさん収穫したつもりでしたが、オリーブはオイルにすると10分の1になってしまうんですね。
国産のオリーブオイルは国内で流通しているオリーブオイルの0.05%といわれていますが、オイルになるのがそんなに少ないなら高いのも納得です。
わたしが国産のオリーブオイルをはじめて口にしたのは、小豆島です。
実家にもオリーブオイルはありましたが、正直ニオイがあまり好きじゃないなと思っていました。
最初のイメージがよくなかったので一人暮らしをしていたときも、自分でオリーブオイルを買ったことがなかったです。
でも、それはきっと時間の経ったオイルだったのでしょう。
小豆島でその年にとれたオリーブオイルを味わってからというもの、わたしのオリーブオイルに対する考え方は180°変わりました。
新鮮なオリーブオイルってこんなにおいしかったんだ!と。
いわれてみればそうですよね。
オリーブオイルは、オリーブの果汁。新鮮なうちの方がおいしいに決まっています。
流通量の限られている中、そんな新鮮なオイルを味わえるのは産地だけ。
せっかくなら、収穫するところからやってみるのもおもしろいのではないでしょうか。
これからの時期は野外作業に最適。
外で食べたお弁当はこころなしかいつもよりおいしかったです。
10月いっぱいは収穫にかかると思うということでしたので、がっつりお手伝いできる人はこびらオリーブ園さんに連絡してみてもいいかもしれませんね!
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